金価格の下落すると中央銀行は困る?

中央銀行が金価格の下落で困るのはなぜ?@

金価格が下落すると、
各国の中央銀行は困ったことになります。

 

というのは、各国は対外準備資産として、
ドルなどの通貨だけでなく
金(ゴールド)も保有しているからです。

中央銀行が金価格の下落で困るのはなぜ?A

どこかの国で金(ゴールド)が大量に売却されると、
金価格は下落するわけですが、
その状況に他国も追随して売却が続くと、
さらに金価格を下げることにもなりかねません。

 

そこで、欧州中央銀行は、
金(ゴールド)の売却の総量規制を行う
「ワシントン協定」を締結しました。

 

これにより、
金価格は大底を打ったといわれています。

 

その後、現在に至るまで
金価格は上昇を続けていきます。

 

2001年9月11日のアメリカの同時多発テロは、
それをさらに加速させました。

 

直後は、株式や債券の市場が混乱を極め、
ドルも原油も急落するなか、金価格だけが急騰したからです。

円建ての金価格の下落の要因は?

例えば、1985年から1987年にかけて、
ドル建ての金価格は大きく上昇していますが、
円建ての国内金価格は下落傾向を続けています。

 

これは、金価格の上昇以上に、
為替相場でドル安円高が進んだことから起きた現象といえます。

 

つまり、日本国内での金価格というのは、
ドル建ての金価格の影響だけでなく、
ドル円レートの影響も大きく受けるということです。

 

なので、海外の金価格が上昇していても、
円建て価格は、
それほど上昇していないということはあり得ます。

 

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