政府の市場介入とは?

政府の市場介入とはどのようなものですか?@

為替市場では、企業や個人のみでなく、
まれに各国の政府が参入することがあるのですが、
これを「市場介入」といいます。

 

なぜ、市場介入をするのかというと、
それは、各国が最も適切と考える通貨水準があるからです。

政府の市場介入とはどのようなものですか?A

例えば、
日本は輸出産業の比重が高いことから、
過度な円高は好ましくないと考えられており、

 

日本における適切な通貨水準は、
適度な円安(比較的円安)ということになります。

 

一方、米国では、
ドル高信仰が根強いことから、
ドルの上昇を金融政策に盛り込むことも多々あります。

 

このように、各国が考える適切な位置から、
実際の通貨価値がかけ離れてしまったときに、
各国政府が市場に参入して、
通貨価値を適正な方向に誘導しようとするのです。

 

各国政府が持つマネーは巨額であり、
一発で為替市場に影響を及ぼすこともありますから、
これをいち早く予測して対処すれば、
多くの利益を得ることができます。

市場介入にはどのようなものがありますか?

市場介入には、次のようなものがあります。

 

■単独介入 
⇒ 裏表のない方法なので、市場への実質的な影響は少ないものとなります。
■協調介入 
⇒ 取引量も大きくなることから、相場に非常に強い影響を与えます。
■委託介入 
⇒ 単独介入と比べると若干影響は強いですが、それでも限定的です。
■覆面介入 
⇒ 市場に不安感を煽り、思惑から価格が妙な方向に動くこともあります。

 

ちなみに、現在の為替市場では、
公的な市場介入というものはほとんど行われていません。

 

その分、覆面介入のニュアンスが強くなりますから、
理論的でない価格変動になった場合には、
「市場介入では?」と噂されることもしばしばあります。

 

スポンサーリンク