不景気・好景気の際の中央銀行の対応/消費者に対する金利の引下げ効果は?

不景気の際、中央銀行はどのような対応をするのですか?@

不景気とは、わかりやすく言うと
モノが売れないということですから、
企業は設備投資に回すお金を渋りがちになります。

 

そのような時に、
銀行から借りるお金の金利が高かったら、余計に
「今は設備投資はしたくない(=借りたくない)」
となるのは当然です。

不景気の際、中央銀行はどのような対応をするのですか?A

そうなると、企業の設備投資は低下し、
その結果、さらにその国の経済が低迷してしまう、
すなわち、
不景気が続いてしまうという流れに陥ってしまいます。

 

そこで、不景気の際には、
中央銀行は金利を引き下げるのです。

 

金利が下がれば、企業は低金利の今のうちに
資金を借りて設備投資をしようと考え、
設備投資に積極的になり、
経済は活発化に向かうからです。

 

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消費者に対する金利の引下げ効果は?

中央銀行の金利の引下げると、
消費者は、銀行にお金を預けていても
低金利では意味がないから、

 

預金をやめてモノを買ったり、
旅行に出かけたりしよう
といった考えを起こさせるきっかけとなります。

 

その結果、モノが売れ始めて
不景気の解消につながるというわけです。

好景気の時、中央銀行はどのように対応するのですか?

中央銀行は、好景気の時には、
金利を引上げて引き締めます。

 

そもそも経済は、
景気がよすぎるのもよくないからです。

 

好景気の時は、消費や株、不動産投資が過熱し、
これが継続するといわゆる「バブル経済」になり、
いずれ必ず崩壊という道をたどります。

 

日本でも、1980年代にバブル経済になり、
1990年代初めに崩壊したことがよく知られています。

バブル経済と中央銀行の政策

中央銀行は、
現状ではバブル経済になりかねないと判断すると、
金利を引上げます。

 

そうすると、企業はお金を借りるのを控えるので
設備投資が低下し、
その結果として、
景気が落ち着くという流れができます。

 

一方、消費者のほうも、
銀行にお金を預ければ高い利子がつくから
消費を控えようという流れになります。

 

このように、中央銀行は金利を操作することによって、
バランスをとっています。

 

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