ECB総裁発言に要注意/要人発言と実際の方策

相場への影響は?@

米ドルと対極をなす、ユーロの中央銀行である
ECB(欧州中央銀行)総裁の発言も、
為替相場に影響を与えます。

 

米国は、サブプライム問題により
急激に利下げを行いましたが、
ユーロ圏は、小幅ながら
利上げ傾向を維持しています。

相場への影響は?A

ただし、ユーロというのは、
複数の国で流通していることもあって、
常に微妙な舵取りを強いられており、

 

ECB総裁の発言も
二転三転することが比較的多いということは、
知っておくとよいと思われます。

 

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要人発言には意図がある

要人発言というのは、
何らかの意図を持って行われる場合もあります。

 

例えば、ドル安基調の時に、米国の要人が
「強いドルを支持する」
とか
「最近のドル安は行き過ぎである」
などと発言したり、

 

為替介入(ドル買い介入)の可能性を
示唆するような発言を行うことがあるからです。

 

こうしたことは、米国だけでなく、
自国通貨が極端に買われたり、売られたりした場合には、
各国の要人がこのような発言をするのは
決して珍しいことではありません。

 

日本でも同様に、円高傾向が続けば、
「急激な円高には対処する準備がある」
とか
「急激に為替レートが変化するのは良いことではない」
などといって、要人たちが発言しています。

 

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要人発言と実際の方策

要人発言の内容については様々ですが、
この発言によって、実際に、
具体的な方策が打ち出されるわけではありません。

 

むしろ、発言した時点では、
その発言は
自国通貨の為替レートの行き過ぎに対する
牽制を意図する場合が多いからです。

 

しかしながら、当然、
為替レートの行き過ぎが続くのであれば、
具体的な方策を打ち出す可能性もあります。

 

つまり、市場関係者は、そうしたことも見越した上で、
要人発言の裏にある真の意図を汲み取り、
売買の判断材料とするのです。

 

なお、各国の要人発言は、各国首脳はもとより、
FRB議長や日銀総裁など、
地位が高い人物の発言ほど、
相場への影響が強くなりやすいといえます。

 

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