通貨の値段とは?@
よくテレビのニュースで、
「昨日110円だったドルが買われ、現在の東京外国為替市場の円相場は108円で、
昨日に比べ2円の円高ドル安です」
といった報道を耳にしたことがあるかもしれません。
これは、円の値段が高くなって、
ドルの値段が安くなったということを意味しています。
通貨の値段とは?A
つまり、モノに値段があるように、
通貨にも値段があるということです。
例えば、1個110円だったリンゴが
100円になれば値段は安く、
120円になれば高くなったということです。
これと同様のことが、通貨にもいえるのです。
基軸通貨と為替レート
一般に、外国為替相場を表示するときには、
1ドル=○○円というようにドルを基準にして表示します。
これは、世界でドルが最も信頼されているのと同時に、
世界中で流通している通貨だからです。
そして、ドルが果たしている
このような役割の通貨のことを「基軸通貨」と呼びます。
TTSとは?
TTSは、Telegraphic Transfer Selling Rate の略で、
銀行などの金融機関が顧客へ提示する
外貨の売りの価格のことをいいます。
TTSは、電信売相場です。
TTMとは?
TTMは、Telegraphic Transfer Middle Rate の略で、
銀行などの金融機関が顧客への
外貨決済の基準価格のことをいいます。
TTMは、仲値です。
TTBとは?
TTBは、Telegraphic Transfer Buying Rate の略で、
銀行などの金融機関が顧客へ提示する
外貨の買いの価格のことをいいます。
TTBは、電信買相場です。