受け渡しとは?
受け渡し(=デリバリー=品受け)
というのは、反対売買ではなく、
現金で決済を行うことをいいます。
例えば、
円を売って米ドルを買っている場合に、
それを決済するときには、
円を支払って米ドルで受け取ることをいいます。
追証とは?
追証(おいしょう)というのは、
追加証拠金の略です。
追証は、一定の損失以下になると
追加して必要になる証拠金のことです。
証拠金が入れられないと
強制決済になることから、
マージンコール、マージンカットなどとも呼ばれます。
追証という言葉については、
各FX取引会社によっても異なりますが、
そもそも追証という概念がないFX取引会社もあります。
2つのレート表示について
外国為替では、
買値と売値の2つのレートがあります。
例えば、FX会社のホームページなどで、
外国為替レートが表示されている場合も、
ドル円であれば「100.00−100.03」、
ユーロ円であれば「125.50−125.54」
というように、必ず2つのレートがあります。
これらは、買値(ビッド)と
売値(アスク or オファー)を表し、
買値が左側、
売値が右側で表示されています。
そして、この買値と売値を合わせたものを
2WAY(ツーウェイ)プライスと呼んでいます。
なぜ2つの価格があるのですか?
外国為替取引では、
取引したい人は、
買値や売値の提示を求める段階において、
自分が買いたいのか売りたいのかを
取引相手に伝える必要がありません。
また、買値や売値の提示を求められた人も、
提示を求めてきた人に買いたいのか、
それとも売りたいのかを聞くことはできません。
これは、もしそれができてしまうと、
買いたい人には不当に高い売値を、
売りたい人には不当に安い買値を
提示することができてしまうからです。
よって、もしFX会社が
2WAYプライスを提示していない場合は、
その会社との取引はやめておいた方が無難です。