円高、円安とは?@
例えば、
1ドル=100円から1ドル=110円になったときには
10円の円安と言います。
反対に、
1ドル=100円から1ドル=90円になったときには
10円の円高と言います。
円高、円安とは?A
ドルが100円から110円になるということは、
同じ1ドルを買のに、
100円あればよかったものが、
110円でなければ買えなくなったということですから、
円の価値が下がった状態
(=円が安くなる)であるので、
「円安」と表現します。
100円から110円になると数字が大きくなるので、
円高と言ってしまいそうですが、
表現としては、逆になりますので注意してください。
具体的には、
米ドル/円のチャートなどを見ていただくと、
上方向が円安の方向で、
下方向が円高ということになります。
ですから、円高の時に買うというのは、
チャートが下方向に行っている時ということになります。
いざなぎ景気とは?
いざなぎ景気というのは、
1965〜1970年まで57か月間続いた
好景気のことをいいます。
この「いざなぎ」という言葉は、
日本の国土を作り上げたとされる
「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」
に由来しています。
日本の国土を作った
伊弉諾尊時代にまでさかのぼらないと、
これほどの好景気は例を見ないという意図から、
次の好景気を上回る好景気として、
この名がつけられました。
■神武景気 ⇒ 1955〜1957年(31か月)
■岩戸景気 ⇒ 1958〜1961年(42か月)
景気循環とは?
景気循環というのは、
経済活動の状況の周期的な変動のことをいいます。
景気は次の時期を繰り返しながら循環しています。
■回復期 ⇒ ■好況期 ⇒ ■後退期 ⇒ ■不況期
このうち、回復期と好況期を拡大局面、
後退期と不況期を後退局面とする考え方もあります。